【エール】第81話の感想♪(第17週:歌の力)
2020年10月5日(月)放送分の感想です。
第81話の感想
まずは、あらすじから…↓第81話はこんな話でした。
昭和18年。世の中が戦争の雰囲気にのまれて、すべての人が同じ思いで戦争に立ち向かうことを強制される空気のなか、裕一(窪田正孝)のもとに召集令状が届く。これまで戦争のための曲をたくさんつくってきた裕一だったが、自分が兵隊になって戦地に向かうことは想像した事がなかったので、裕一は複雑な気持ちになる。そんなある日、裕一をたずねて、東都映画の三隅(正名僕蔵)という男が古山家を訪れる。
出典:
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裕一が良い体過ぎて、自分で髪を切ろうと中庭にいたときの裕一に釘付けになってしまった第81話。
窪田正孝さんの鍛えた体が、裕一のキャラクターと合わないなぁと感じつつ、素敵すぎるからOKなのであった(笑)
それにしても…。
7年が経っていたんだね。想像以上に月日が過ぎていたことに驚いた。
華ちゃんが大きくなったから、一体どれだけの年数が経ったのだろうか?とは思っていたんだけど、五郎ちゃん(岡部大)が出て行ってから7年かぁ。
結婚、おめでとう。
岩城さん(吉原光夫)も頑張ったと思う。試験以外ではちゃんとできていたのだから、「もう、認めちゃえ!」となっても良さそうなものを(笑)
これって、父親の気持ちだよね。
独身を貫いて、関内家を支える岩城さん、カッコイイ。
そしてこれから、本当の家族の一員となり、関内家の跡継ぎとなった五郎ちゃん…。めでたしめでたし。
って感じになっちゃったけども…。ん!?これでいいのだろうか。
気になるのは、五郎ちゃんが結婚して後を継ぐという事。
吟(松井玲奈)はずーっと前から、関内家の長女として婿に入ってくれる男性を探してた。
お見合いに励み、次男坊、三男坊を探し東京にまで出てきた。
そしてめでたく軍人の智彦(奥野瑛太)と結婚。
婿養子となってくれたので、苗字はもちろん「関内」。
吟は関内家の”未来”のために、婿を探し続けた。
けれど、結婚後、子宝に恵まれることはなく、誰にも言えない悩みを抱えていた。
夫の智彦との生活の様子は、息がつまりそうなシーンばかり。
一方梅は、偶然見つけた(?)五郎ちゃんを跡取りにと岩城さんの元で修行させ、7年越しに結婚を認められた。
梅は小説家になるという夢を叶え、好きな事をして、好きな人と結ばれて、跡継ぎを見つけ、一緒に暮らすことで母の光子(薬師丸ひろ子)や岩城さんに安心と喜びを与えている。
吟の夫は出征して、今後どうなるのか分からない。
ひとりぼっちの吟が気の毒でたまらない(´;ω;`)
第56回放送の「父、帰る」では、亡き安隆(光石研)が音の元へやってきて、こんなことを言ってたんだよね。
「お前だって…というか、うちの 女性は全員頑固だが、光やお前や 梅は、自分を貫く頑固さだ。でも吟は違う。吟は、周りや人の目を気にして、頑なになることがある。」
「少し、旦那さんに合わせて、無理をしとるように感じた。子育てで大変だろうが、気にかけてやってくれ。」
(エール第56話より)
吟が無理して頑張っている事を心配した父の言葉。
でもこの言葉は音には響かなかったようだ。
父が帰ってからの音が、特別に吟に配慮している様子は全くなかった。
それどころか、音は自分の事ばかり心配しているように見える。
今回のお話だって、裕一の召集令状を受け入れることができず、吟に泣きついていた音。
吟自身の夫が出征して、たった一人辛い思いをしているところに、裕一の出征を食い止める方法はないのかと尋ねる音には、「空気が読めないにもほどがあるよ」と感じた。
吟はたった一人。帰ってくるかどうか分からない夫を待つ。
誰にも自分の気持ちをさらけ出すことができない。
孤独すぎる。
「気にかけてやってくれ」
父からの遺言だったんじゃないのかな。
「父、帰る」の話がなけりゃあ、音はただ自分のために突っ走るキャラクターであるし、周りの人間がどう思おうが自分が良いと思えばいい!って感じだから。しょうがないというかあきらめるというか、納得なんだけど。
でも、亡き父が会いに来てくれて、聞いた言葉を大切にしないなんて(´;ω;`)
これには納得できないよ。
音の行動にはただただモヤモヤする…。
以上が、朝ドラ「エール」第81回の感想でした!
最後まで読んで下さりありがとうございました♪
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