【スカーレット】第41話の感想♪(第7週:弟子にしてください!)
2019年11月15日(金)放送分の感想です。
「スカーレット」第41話の感想
「火鉢に絵、ええよぉ!」
(スカーレット第41話)
深先生の言葉、泣いたわ(´;ω;`)この物語の背景には戦争があるってことを思い知らされた。
火鉢に必要のない絵を描くことの贅沢さに、戦争の終わりを実感した深先生。従軍画家として大陸に渡り、戦争を描かされた後遺症で、戦争が終わっても絵を描くことができなかった深先生の心を動かした火鉢の絵。
恥ずかしがるフカ先生がとってもチャーミングで…😚#スカーレット pic.twitter.com/Whk3UvXpCs
— 朝ドラ「スカーレット」第7週 (@asadora_bk_nhk) November 15, 2019
戦争で生き方が変わってしまったのは深先生だけじゃないことも思い出された。直子は空襲のトラウマをずっとひきづっている。草間さんは戦争で奥さんと離れ離れになってしまい、その奥さんは違う人と再婚。
そしてとても大事な部分をすっかり忘れていたことに気付いた。川原家は空襲で何もかも焼かれて、住み慣れた大阪を離れて信楽へ移り住んだ。初めて登場した大野さん(マギー)は、常治を「班長さん」と呼んでいた。戦争で足を負傷した大野さんを何十キロも背負って歩いたという常治。この常治のバックグラウンドの重要性を私は忘れていたなと思う。
戦争はたくさんの人を傷つけた。常治がお酒に溺れるのも、喜美子を頼りすぎてしまうのも、戦争のせいかもしれないって思うと胸が痛い。マツが常治に弱いのも、惚気るのも、生きて帰ってくれただけで有難いと思っているからもあるだろう。戦争の悲惨さを考えずにこの夫婦を見てしまっていた…。
で、話を深先生に戻す。深先生自身も貧しい育ちだったそうだ。何も手に入らない代わりに、絵を描いてきたという。お母さんには山盛りご飯、お父さんには夏の海の絵。その絵を見て「ええよぉ、ええよぉ」って喜ぶ父母に、深先生も嬉しくなって笑いながら絵を描いていたそうだ。
その先生が従軍画家→絵から離れて職を転々→絵付け火鉢との出会いで絵の仕事に復帰。胸打つストーリー。話だけで充分心に残る。それに加えて、イッセー尾形さんと戸田恵梨香さんの表情・仕草・声の抑揚!どれをとっても素晴らしく、心に響く美しいシーンだった。
「なんと贅沢なことを日本が楽しむことになったんや」
「また笑いながら絵を描けることがどれだけ幸せな事か」
「この火鉢の絵、絵を前にしてあったまる人たちのことを思うと、なんと幸せな事か」
(スカーレット41話)
深先生のお話を涙しながら聞く喜美子。泣き笑いする喜美子がすごく綺麗で尊かった。その涙が美しすぎて、心持っていかれた。神回っていう言葉に馴染みがなかったんだけど、こういうのを神回っていうんだなって思った。
「火鉢に絵、ええよォ!」なんと幸せなことか…#スカーレット pic.twitter.com/NYUx32gTcm
— 朝ドラ「スカーレット」第7週 (@asadora_bk_nhk) November 14, 2019
深先生自身も貧しい育ちであったということ。その深先生がお金を言い訳にするなというと説得力がある。
「何かやりたいと思ったときに、お金がないことに気持ちが負けたらあかん。」
(スカーレット41話)
絵付師になりたいなら、基本からしっかり叩き込むって言ってくれた深先生。最初から最後まで”女”であることを問題にもしない先生。
からの、この凄みのあるギャップ…🤭#スカーレット pic.twitter.com/CKAJ8WtRmU
— 朝ドラ「スカーレット」第7週 (@asadora_bk_nhk) November 15, 2019
それにしても、マツは当然のこととして、喜美子の話を聞いてくれる直子も百合子も優しいこと!強がりの直子の優しさがたくさん見れて、直子がますます大好きになる。
きみちゃんの新しい道が決まりました🙌#スカーレット pic.twitter.com/3pN9krYOzA
— 朝ドラ「スカーレット」第7週 (@asadora_bk_nhk) November 14, 2019
常治は飲み屋で深先生と意気投合してるけど、悪い予感しかしない(;・∀・)
第41話のあらすじと「スカーレット」の動画配信
あらすじ
喜美子(戸田恵梨香)のお見合いが破談。さらに水を酒と偽り飲まされ、父・常治(北村一輝)が激怒。喜美子が火鉢の絵付けを学ぶ了承を得るのに失敗する。翌日、喜美子を後押しできず謝る母マツ(富田靖子)と、居合わせた妹たちに、喜美子は見ない方がいいと忠告されながらのぞき見た絵付け師・深野(イッセー尾形)の創作する様子と、秘められた半生を明かす。貧しい幼少期、従軍した戦争体験。喜美子はある決意を家族に告げる。
引用元:連続テレビ小説 スカーレット – Yahoo!テレビ.Gガイド[テレビ番組表]
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「スカーレット」の視聴率
第41話の視聴率は21.1%でした。
(引用元:戸田恵梨香主演の朝ドラ「スカーレット」第42話視聴率は18・6% 今週は「心ゆれる夏」 : スポーツ報知)
ツイッター反応まとめ
#スカーレット 深先生は戦前は日本画家として、戦中は従軍画家として求められた。スキなこと得意なことを他の人から求められる点ではどちらも同じ。でも従軍後、先生は絵が描けなくなった。火鉢に絵を添える、実用にほど遠いただの贅沢。絵を描く動機とは何か、贅沢とは何かを考えさせられる回だった。
— 茉莉花堂 (@Jasmine_yasumin) November 14, 2019
あんだけ川原家の(ある種不毛な)家庭状況、経済状況を見せておいて、それでも「お金に負けたらあかん」とフカ先生に言わせる脚本。そしてその力強い説得力。
観ているものにどれだけ勇気を与える言葉だろうか。#スカーレット— モスコ🚀 (@strumblog) November 14, 2019
フカ先生の「ええよ」の優しさの理由は過去の優しい思い出からなんだね。毎回毎回素晴しい朝ドラ。こんなの久しぶり。 #スカーレット
— そらこ (@sorako0707happy) November 14, 2019
昨晩凹んでたけど、
今朝のスカーレットで師匠の言葉聞いて元気出た。
戦争のない時代に絵が描ける幸せを。
そしてやりたいことがあるのに、できない理由を並べないこと。
頭ではわかってるのに忙しくなって余裕なくなるとつい忘れちゃう。師匠ありがとう。#スカーレット— 詞乃 (@ezokanzo) November 14, 2019
三林京子さんとかイッセー尾形さんとかベテランがすごい芝居するのを見られてそれを一粒も余さず受ける戸田恵梨香さんの芝居が見られる至福 #スカーレット
— ポコペン (@poco1226) November 15, 2019
こんな重要な話は庭先で何かをしながらの流れではなくやはり正しく座ってすべき
ここにおはぎのピースがはまったか🧩納得
単に4人で分けて食べました、ほっこり、だけではない言葉に出して話すうちに改めて決意が固まっていく表情もリアルやった
今日も濃い15分、ありがとう #スカーレット
— はにー (@4CUKMD81pUWDlXu) November 15, 2019
城崎組と深野先生の作風の違いについて考えてたんだけど、なんとなく元のキャラクターが反映されてるんだろうね。 #スカーレット
— fnenkoセンキューこころ (@amber_3118) November 15, 2019
#スカーレット
涙無しでは見られない。
忘れた頃に、自由も権利も奪われ、傷つけられた人が戦争を語るシーンを入れてくる。
朝ドラで繰り返し描いてきてること。
この時代を扱うならライトに作れる訳がない。
語りだけで想像できちゃう、イッセイさんの演技も凄い。
深先生大好きになった。— 勇気の花 (@yuukinohana_i) November 15, 2019
「長山陶業で週に1回絵付けを教そわる」
喜美子同様、それは違うと感じた人は多かったと思う。それでは修行というより習い事だ。
喜美子に絵付けをやらせたい一心のマツに深い考えはないだろう。喜美子は大久保さんに2年半鍛えられ、技術を自分のものにする厳しさがわかっていた 👵🏻✨#スカーレット— Junko Haga (@her_girl_15) November 15, 2019
イッセー尾形さんの演技が素晴らしい。
イッセーさんという器の中に、フカ先生の人生が溢れんばかりに満ち満ちている。
実際にフカ先生として日本画を描き、従軍画家として絶望を体験し、絵付け火鉢と出会って情熱を取り戻した、そういう経験をしたとしか思えない。#スカーレット— なち子 (@somebodystolemg) November 15, 2019
以上が、朝ドラ「スカーレット」第41回の感想でした!
最後まで読んで下さりありがとうございました♪
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