「なつぞら」第62話の感想♪(第11週:なつよ、アニメーターは君だ)
6月11日(火)第62回放送分の感想です。ネタばれありなので、まだ見ていない方は読まないでくださいね。第11週のみどころはコチラ↓でチェック♪
なつぞら 視聴率
第62話の視聴率は21.7%でした!
第62話 あらすじ
あらすじ
咲太郎(岡田将生)に誘われ、劇団「赤い星座」の舞台を見にいったなつ(広瀬すず)と雪次郎(山田裕貴)。終演後、2人は咲太郎の案内で主演女優の亀山蘭子(鈴木杏樹)を紹介してもらう。風車に帰っても、なつの熱は覚めやらず興奮気味に亜矢美(山口智子)に報告。雪次郎は、周囲が驚くほどに冷静な視点で、物語について語り始める。そしてなつは、アニメーションの仕上げの新しい仕事であるトレースに挑戦する。
引用元:
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第62話 感想♪
「人形の家」の公演がスタートした!話の内容…、気になる!こちらのサイトに人形の家の解説があって、簡単に読めるものだったのでリンクを貼っておく→名作に見る住まい
人形の家のヒロイン・ノラは父からも夫からも人形のように可愛がられていた。そのノラが自立し、家を出ていく。「女性解放」がテーマの有名なお話だそうだ。
家に縛られるノラ。「なつぞら」に出てくる人々と、いろいろリンクするところがありそう。
一番に思い浮かぶのが天陽くん(吉沢亮)。
幼少期、十勝で生きていくと決意した天陽くんは頼もしかったけれど、今もその決意のままなのか微妙なところだと思う…。
自分の意志で十勝にいるはずなのに、あの父母と一緒じゃ息苦しいと思うわ。逃げ出したくなることだってきっとあると思う。
あの父母からは、どこか他人任せで、思い通りにいかない事を他人のせいにしている雰囲気が感じられる。
天陽くんがなつのことを好きなのに、それもなつも分かっているのに天陽くんをおいて東京に出てしまったなつを恨めしそうに話すタミ(小林綾子)だしね。
こんな親がいたら、たとえ十勝で酪農を続けて絵を描き続けたいって思っていたとしても、心折れるわ(-_-;)
次に家に縛られていると言えば雪次郎(山田裕貴)。
めっちゃ可愛がられて育っているし、裏表のない正直な良き青年に育っているんだけど、やっぱり家業を継がないといけない重圧はすごいと思う。
可愛がられて育ってきたけれど、雪次郎が両親やばあちゃんと自分の進む道を本気で相談することがあったとは思えない。雪次郎が何をしたいとか、雪次郎が何を考えているとか、そういうの関係なく跡取り息子として育ててきただろうし。
そういう家庭環境が、「人形の家」とリンクして、雪次郎がノラのような存在にも見える。
雪次郎、ノラ役をしてた亀山蘭子(鈴木杏樹)にグサッとくること言われたよね。
「雪次郎君の家は、帯広でお菓子屋さんをしてるんです。 お菓子とおんなじくらい、雪次郎君は本当に芝居が好きなんです。」
「そう、それでよく、芝居をやめられたわね。」
(なつぞら第62話)
お菓子と同じくらい演劇が好きなのに、芝居はやめられるのって…。これは蘭子の嫌味だったのかな。雪次郎に「普通」って言われて腹が立った風にも見えたから…。
それとも激励…?
蘭子の言葉を重く受け止めた雪次郎…。蘭子さんの真意は分からないけれど、この言葉が雪次郎のどこかのスイッチ入れちゃったことは間違いなさそうだ。
家業を継ぐことから解放されてしまうんだろうか?どうなるの~雪次郎!
ところで、蘭子を演じる鈴木杏樹さん。いつもの印象と変わって見えた!メイクとかしゃべり方とかのせいなのかな…。
「これって鈴木杏樹さんなん?」って思いながら見てた。
「ZIP!」の司会してたりしてたけど、やっぱり役者さんなんだなー。
第62話 ツイッターまとめ!
以上が、朝ドラ「なつぞら」第62話の感想でした!
最後まで読んで下さりありがとうございました♪
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