こんにちは、まんぷくです♪
2021年6月24日(木)、朝ドラ「おかえりモネ」の第29話(第6週「大人たちの青春」)が放送されました。
このページでは、第29話のあらすじと感想を書いています!!
「おかえりモネ」第29話のあらすじ
百音(清原果耶)は、田中(塚本晋也)にもう一度テーブルとイスを作らせてもらえないか頼んでいた。田中から別れた家族のことを聞き、どうにか力になれないかと悩む百音は、菅波(坂口健太郎)に相談するが、菅波ははねつけてしまう。菅波の強い言葉にショックを受ける百音。一方自分へのいらだちを百音にぶつけたことを後悔した菅波は、田中の自宅を訪ね、田中の治療に関して、ある提案を話す。
(出典:NHKプラス「おかえりモネ」)
「おかえりモネ」第29話の感想
今回こそ、モネには田中さんから「両親の馴れ初めの続き」を聞いてほしかったな。
いや、もしかしてモネは馴れ初めの続きを聞いた上で、流れで「田中さんの過去の浮気話」を聞くはめになってしまったのだろうか?
今回は田中さんという男がクズ野郎だったことが判明。
しかも、クズのくせに「昔はあれだったけど今は反省して良い人だよね」みたいに中途半端に描かれているのが超嫌。
田中さんが「やっぱりもっと頑張りたい」と生に執着する理由、もうちょっとマシなの用意できなかったのかな。
女遊びの末に家族とは離れ離れになってしまったけど、孫が生まれるらしいからそれまでは生きたいって…。
感情移入しにくいわ…!
それに…。
田中さんはベッドでお茶を飲み、モネはお手伝い…、田中さんが昔女遊びばかりしていたと知ってしまうと、このシーンも嫌になる。
健気に自分の世話を焼いてくれる可愛い子だな…と気持ちの悪い目でモネを見ていそうな気がしてしまう…。
10代の女の子が、浮気癖のあるフラフラしたおっさんの家に一人で行って世話するのは、見てて不安だよ…。
だって田中さん、菅波先生の訪問には軽快にベッドから降りて、対応できてるんだよ。
菅波先生のためにコーヒーを淹れておもてなし。
お盆持つ手も安定してるし、カップ置く様子にも不安要素なし。
さっきまでモネに家の事任せて横になってたのに…。
若くて可愛いモネに甘えたいから、しんどいフリしてたんじゃないかって疑う。
それくらい田中さんへの信頼度がだだ下がりの第29話だった。
さて。
今回は菅波先生が素敵だった!
勇気をふりしぼった菅波先生が、自分自身と葛藤した上で導き出した「治療」を提案するシーンが良かった。
「迷う時間を作るための治療だと思いたいです」
(出典「おかえりモネ」第29話)
「訪問診療」には反対で治すことにこだわりたかった菅波先生。
その菅波先生が、治療に向き合えない田中さんの気持ちを理解し、一緒に歩んでいこうと提案してくれたのに胸アツになった。
田中さんは「肺がんステージ4」でも、まだ元気に出歩く余裕があったし、「死」を実感することはなかったんだと思う。
でも、急激な体調悪化に、やっぱり死ぬのかって思ったら怖くなったんだろう。
動揺して、誰かに頼りたくなったり、決意がゆらぎ迷ってしまう患者の繊細な気持ちを理解してサポートする菅波先生が超素敵やん。
が…。
せっかくの良いシーンなのに、その患者が「田中さん」だからモヤモヤっとするよ…。
田中さんのような過去を持つ男であっても医者は患者を支え、患者の気持ちを尊重し、最善の治療に導かなければいけない…という医者の葛藤を表現したいのだろうか?(いや、きっと違う)。
田中さんが今更家族と食卓一緒に囲みたいと思っているのが気持ち悪いし、孫が生まれる夏まで頑張りたいとか虫唾が走る。
さらに嫌だったのが、田中さんは自分の過去を否定された時に、「昭和の倫理観」「潔癖だね」と言ったことだ。
問題を自分の中に見出さず、時代のせいにしたり受け取る側の性格のせいにしたりしてる。
最低な男だな、田中さんって。
きっとこれからも元家族と和解することはできないと思う。
「田中さんを助けてあげて」と誰もが思える人格にしなかったのはなぜ?
悪い男にするなら、「おちょやん」テルヲほどとは言わないまでも、もうちょっとやり切ってくれないと…。
「おかえりモネ」のまとめ
「おかえりモネ」の情報をまとめています。
最後まで読んで下さりありがとうございました!!
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