【おちょやん71話】トータス松本が演じるテルヲが、乞食の仲間入りしているのには笑った

おちょやんの感想

こんにちは、まんぷく(@manpuku_kansou)です。

こちらの記事では「おちょやん」第71話(第15週「うちは幸せになんで」)のあらすじ感想気になるセリフなどを書いてます。

あらすじ

2021年3月15日(月)に放送された「おちょやん」第71話はこんな話でした↓

  • 千代(杉咲花)は、香里・ルリ子さんとのが深まり、劇団男性陣もさらに仲良くなっている
  • みつえ(東野絢香)は、千代に夫婦の時間を大切にした方が良いとアドバイスする
  • テルヲ(トータス松本)が千代に会うため「岡安」を訪れる
  • 道頓堀の乞食になったテルヲは、道で倒れた旦さん(名倉潤)を病院へ運ぶ
  • テルヲはすい臓がやられ、余命僅かな様子…シズ(篠原涼子)はそのことを知ってしまう

第71話の感想

今週はテルヲの再登場だ。

数多くの朝ドラを見てきたわけではないが、朝ドラの私の印象は、後半失速しがち(特に前作…)

けれど、「おちょやん」は面白さが加速していっている。

 

それもこれも、第1話からの積み重ねがあるからだ。

テルヲがどんな人間だったのか、良いところも悪いところも、見せてくれていた。

(良いところは少ないけど)

 

そして、そんなテルヲにどんなふうに千代が接してきたのかも、十二分に伝わってきた。

 

その上での、テルヲと千代のお話だから、楽しみでしょうがない。

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テルヲを信じた千代が裏切られるパターンを2度も見せられているのだから、テルヲが登場する胸がザワツク。

どうか、千代がテルヲを簡単に信じることがありませんように…。と願いながら見てた。

 

父親に甘い千代の姿をヤキモキしながら見守るのは、もうたくさんだと思っていたからだ。

 

しかし、今回の千代は、テルヲに冷たかった。

次々に冷たい言葉が出てくる千代。

「どちらさんだす?」

「あんさんのことなんか知りまへん。」

「あいつとはもう縁切ったんだす。赤の他人だす。」

「お父ちゃんちゃいます。」

(「おちょやん」第71話)

 

旦さんが「ちょっとかわいそうやないか?」とテルヲに同情してしまうほど、千代の拒絶反応はすごかった。

こんな千代の姿にホッとするとともに、寂しさも感じた。

テルヲなんて、信じるに値しない父親だ。拒絶して当たり前だ。

だけど、頑なに父親を拒絶することが、千代自身を傷つけているようにも見えて悲しい。

 

そんな千代の複雑な思い(があるのかどうかは分からないが)を考えもせず、勝手な事をいう旦さんの言葉には少々腹が立った。

「ちょっとかわいそうやないか?」

「同じ娘をもつ父親としては、テルヲさんの気持ちも分からんでもないのやけどなあ。」

(「おちょやん」第71話)

 

千代が傷ついた過去を知っていながら、テルヲの肩を持つようなことを言う旦さん。

その言葉に千代が傷ついたり悩んだりするかもしれないのに、テルヲの味方のような発言だった。

 

さらに、旦さんだけじゃなかった。

小次郎さんまでも、千代がだまされ売り飛ばされそうになったことを知っているのに、テルヲを仲間に入れていた。

「どないしても道頓堀から離れとうないてなきつかれてしまてなぁ。しゃあないよって、わしの下で働いてもらうようにしたんや。」

「来るもんは拒まず。それが道頓堀の乞食の流儀や。」

(「おちょやん」第71話)

 

千代と親しくしている人がみんながみんな揃ってテルヲを排除する訳ではない。

テルヲを受け入れる人たちもいる。

千代の幸せを願い、その上でテルヲを受け入れようとする旦さんや小次郎さんたちが、千代にどんな影響を与えていくのか、楽しみだ。

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そして、冒頭気になった千代と一平の夫婦関係。

劇団員の絆は深まる一方だが、夫婦の関係は希薄になっているようで、そんな状況にテルヲの存在が一役買うことになるのだろうか?

「あかんど、千代!役者同士一緒になったかて、幸せになれるはずあれぃんがな!えっ?苦労するの目に見えてるがな、そんなもん。わし絶対許さへんど。」

「あんたに許してもらう筋合いあれへんし、うちがあんたを許すことも一生あれへん。」

(「おちょやん」第71話)

 

相変わらずのテルヲ節。

自分のことは全て棚に上げている。

 

自分が千代に悪い事をしてたくさんの苦労を掛けてきたというのとは別次元で、「千代が苦労するのが目に見える結婚は許せない」と言えるのは、テルヲならではだ。

そして、千代の幸せを思う気持ちには嘘がない、というのもテルヲらしいところ…。

 

言動呆れるテルヲだが、小次郎さんの仲間となり、ちょこんと座ってるテルヲが可愛くて笑ってしまった(笑)

このテルヲ、トータス松本さんだから見れるんだよね。

 

あのテルヲをクズになりすぎないで、愛嬌たっぷりに見せるのは、見事だ。

時折わざとふざけてみせるのテルヲの切なさを絶妙な加減で表現してるトータス松本さんは、素晴らしい。

 

トータス松本さんがテルヲという難しい役を好演してるのスゴイし、テルヲ役にトータス松本さんを抜擢した人もスゴイよね。

さいごに

「痛い、もうあかん、わし死ぬ。」

と倒れ込んだ旦さんを、すぐさま心配したテルヲは、優しいと思うんだよね…。

自業自得のテルヲだけど、責めきれないところもあるなぁ…。

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