【スカーレット】第116話の感想♪(第20週:もういちど家族に)
2020年2月18日(火)放送分の感想です。
「スカーレット」第116話の感想
まずは、あらすじから…↓第116話はこんな話でした。
照子(大島優子)が上等な肉を持って喜美子(戸田恵梨香)を訪ねてくる。居合わせたアンリ(烏丸せつこ)を紹介すると、夕食をみんな一緒に食べることに。喜美子は信作(林遣都)にも声をかけ、準備を始める。アンリ、照子も手伝いながら女3人で身の上話で盛り上がり、喜美子が八郎の名前を呼んで泣いたとばらされる。そして信作が八郎(松下洸平)を連れてくる。喜美子は戸惑い、照子は大あわて。事情を知らないアンリは八郎に…
出典:連続テレビ小説 スカーレット – Yahoo!テレビ.Gガイド[テレビ番組表]
この話って…。良い話だった…のか?
竜也のことでお礼にと敏春さんが上等の肉を持ってきてくれるのはアリだろう。
だけど、その上等の肉から話ふくらませすぎたんじゃない?
って冷めた目で第116話を見ていたのは私だけでしょうか…(;^ω^)
なんていうか、八郎が「どうでもええ会」に参加しているアノ違和感…。
信作が連れてきたから自然?なのかもしれないけど、川原家に座って、しかも喜美子の正面座って、一緒に鍋つつくってどういうことよ。
八郎よ、どの面下げてこの場にこれたん?って思うよ、私は。
武志が卒業後の進路を決めたころ、10年以上ぶりに八郎が川原家を訪れてくれて、お仏壇に手を合わせてくれた時は良かったんだけどね。
あの、雰囲気がすっごく良かった。あの別れが切なくて切なくて、くしゃみを残して帰った八郎が愛おしかったよ。
けどね、こんなに早く、こんな形でへらへらっと川原家を訪れてしまった八郎は、あの最高だった再会をもつまらなくしてしまったと私は思う。
喜美子の寂しい境遇を話すアンリは良かった。さりげなく、喜美子の思いを八郎に伝える話術は素晴らしかった。
喜美子の移り変わる心の様子が、複雑な思いが、手に取るようにわかる話。
アンリの話を聞き入る八郎の表情も良かったし、照子がアンリが話しやすいようにいれる相槌や質問なんかもめちゃくちゃ良かった。
それぞれの話や表情などなどは素晴らしく良かった。
なんだけど、この状況が良くなった。私にはちょっとこの状況がおかしすぎに見えた。
ほんとに、八郎の行動を理解できずにいる。
今までも、私には理解できない行動があったんだよね。
八郎が穴窯を作ろうと言い出して、喜美子の夢を支える決心したくせに、すぐにぐらついた八郎も正直呆れた。
別居する時、八郎は武志を連れてでたのに関わらずソッコーで武志を照子に預けて、そして武志は喜美子の元へすぐさま帰ってきた。
穴窯であのカケラの色が出たのを見て、それでも家に帰って来なかったのも不思議ではあった。武志のために帰る選択肢があったとは思う。(これは、喜美子を信じることができなかった夫としての情けなさと、到底真似できない作品を前にして陶芸家としてのプライドが傷つけられたためだと私は考えている。)
「まあざっくり言うと、仕事より男の方を取ったいうやつや。うちはただ好きな人といることを選んだだけや。」
(スカーレット第116話より)
このアンリのセリフ…。喜美子との対比を思わせるよね。
喜美子は八郎ではなく仕事を選んだと…。
「お母ちゃんは陶芸家としてやりたいことをやって成功した代わりに大事なもんを失った。」
(スカーレット第107話より)
前に武志にこんなことも言われてたし、喜美子が陶芸のために八郎捨てた…みたいな風に見えてるけど。
誰が喜美子の背中押したんだよって思うんだよね。他ならぬ八郎が喜美子の陶芸を後押ししたのにね。ふたり一緒に夢を見て歩もうとしたハズだったのにね。
あの穴窯にのめりこんでいた日々の喜美子を見るのはワクワクした。”陶芸家・川原喜美子”の誕生がいつなのか、ゾクゾクしながら見てた。
なのに、喜美子があの日々を後悔して、八郎がいないとやっぱり寂しいわ…となっている今の状況が痛々しい…。
あの美しい再会からの、安っぽい早すぎる今回の再会はないなぁ…。
こんな形でもしも復縁ってなったら興ざめしちゃうよ。
喜美子には、一人になって感じる風の音の寂しさも、悲しい事ばかり振り返ることも、みっともなく泣くことも、全部ひっくるめてその思いを陶芸にぶつけてほしい。
喜美子の作品作り…、しばらく見ていない気がするよ。これから陶芸家としての生き様をさらに見せてくれることを期待する。
あ。そういえばさ。もう一回、武志に連絡したれよって思った。アルバイトあるからすぐには来れないかもしれないけどさ。お父ちゃんがいると知ったら、バイト終わったら猛ダッシュでやってくるだろうに。
幼き日の武志が、「きたで!」がテレビなのにお父ちゃんだと思いこんで、離れから裸足で母屋に駆け込んだ話があったよね。
お父ちゃんが家に帰ってきている。武志にとってどんだけ嬉しい事だろうね。
第116話の公式ツイートまとめ
みなさん、おはようございます🌞
もうすぐ #スカーレット の時間ですよ!
昨日の放送では、酔った勢いでアンリさんと一緒に暮らすことになった?きみちゃん🙋♀️🙋♀️記憶が曖昧になるほど二人で盛り上がった翌日、自分でも気付いていなかった八郎さんへの想いを知らされます…— 朝ドラ「スカーレット」第20週 (@asadora_bk_nhk) February 17, 2020
敏春さんのスマートさと、子育ての不器用さのギャップよ…😳#スカーレット pic.twitter.com/TgUklIhhep
— 朝ドラ「スカーレット」第20週 (@asadora_bk_nhk) February 17, 2020
きみちゃんとは真逆の選択を…#スカーレット pic.twitter.com/YQ4UFfbDlm
— 朝ドラ「スカーレット」第20週 (@asadora_bk_nhk) February 17, 2020
二人とも、歳をとりました#スカーレット pic.twitter.com/krZZyKSv2X
— 朝ドラ「スカーレット」第20週 (@asadora_bk_nhk) February 17, 2020
ツイッター反応まとめ
「ハチさん、いわはるの?」瞬時にすべてのストーリーを呑み込み、自分の役割を理解し、「白髪見つけてん」で役を閉じる。小池アンリ、素晴らしい女優じゃないか。ハチさんも喜美子も箸止めて、聴き入ってしまったじゃないか。 #スカーレット
— 玉川 薫 (@tamagawakaoru) February 17, 2020
照子が信作を電話で誘う
↓
信作が「ハチも行こう」という
↓
八郎「悪いからええわ」という
↓
信作「俺、ビール1ケース持たなあかんから!持たなあかんから!ハチ、百合子のケーキ持ってくれ!俺、無理やから!」かな…ビールの量!ってなったもん。 #スカーレット— ぽめぐり (@komegurikko) February 17, 2020
アンリさん、図々しいようでいて、とても節度のある大人でもあるのよね。喜美子たちの世代の少し先輩として、押し付けがましくなく人生の先を照らして、そっと背中を押してくれるような人なのだな。#スカーレット
— あさひ (@asako0807) February 17, 2020
八郎、無言だけど表情で何思ってるかわかるー
「知ってます」
「知ってます」
「はい、そうですね」
「知ってます」
「それは…知らなかった…」
#スカーレット— ルルフ (@hervorruf) February 17, 2020
自分の話に見せかけてきみちゃんの寂しさを八郎くんに伝える。核心には触れずに。年を取るということは残された時間が減っていくということなんだなぁ#スカーレット
— れんぎょく (@s_rengyoku) February 17, 2020
人生の先輩としてきみちゃんに示唆を与えてきたちや子さんの知らない恋愛における人生の先輩としてアンリがいるんだなぁ。仕事より愛に生きるという生き方。そして愛した人を失っても愛し続けるという生き方#スカーレット
— にゃー (@mfMkqwa2UpTTu3H) February 17, 2020
小池アンリさん、やるなあー。照子と喜美子3人の時はべらべらと何でも喋ったのに、十代田さんがもしかして八さん?と読んでからは言葉を選び、そーっと喜美子の寂しさだけ代弁してあげた。
感性豊かな年長者かぁ。なんかええなあ。
あとちゃんと玄関にまわって入る八さん、真面目か!#スカーレット— YJSK (@FnyhcuqpPhxcFU9) February 17, 2020
小池アンリさん。八郎に気づいたのに喜美子とのことに踏み込まず、説教がましくならないよう自分の体験に絡めて喜美子の今の想いを語る。重くなりそうな空気を、ダンス場面の再現ですぐ入れ替える。最初に登場した時に受けた印象よりずっとオトナの女性だ、これが機微というものか #スカーレット
— ぬえ (@yosinotennin) February 17, 2020
喜美子がハチさんハチさんって泣いてたこと照子にはぺらぺらしゃべるのに十代田さんがハチさんとわかった瞬間何か察して「誰かの名前を呼んでしまう」そして年を取ること白髪の話にしてしまうダンスシーンに雪崩れ込んでしまう小池アンリ。烏丸せつこ劇場であった。#スカーレット
— azukKi (@azukki_) February 17, 2020
タイルで有名な丸熊陶業。
火鉢で大きくなって、植木鉢に転換して、商品開発でイスやテーブルを作り、今はタイル事業で成功を収めている。信楽焼の戦後の歴史そのものの会社。こういうところでも、地域の歴史を描いてくれているのはうれしい。 #スカーレット— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) February 17, 2020
「スキャンダル女優 小池アンリ」と世間は言うけど、真実は好きな許嫁と一途な愛を貫いた人生だった。それで幸せだった。世間の見る姿と本人の本当の姿は必ずしも一致しない。 #スカーレット
— あさ乃 (@asanocchi) February 17, 2020
「スキャンダル女優」と噂された小池ちゃんは、実際は仕事より恋をとった人だった。「弟子に手を出した」「逃げた」とさんざん言われたハチさんも、本当は違う。
人の言うことなんて、ほんとに、あてにならない。今目の前にいる人がすべてだよね、きみちゃん。
#スカーレット— さとひ/仕事のときは渡辺裕子(わたなべひろこ) (@satohi11) February 17, 2020
アンリ、品がある、の一言。
人として品がある。
こういう年の取り方をしたい。
わきまえて、適度におせっかいできるオバサンになりたい。#スカーレット— 圭 (@momohiro82346) February 17, 2020
恐らくアンリは色々察してたけど、敢えて直接的に名前を言わず匂わせる程度にとどめた。喜美子のこと思いやってのことだね。恥はかかせず、でも背中を少し押したいっていう。あの集まりの中では年長者だから、人生の先輩として諭したくなったのかな #スカーレット
— じょー🌟11m (@joe_1125) February 17, 2020
#スカーレット【逆の選択肢】許婚の言い付けに従って、映画出演は2本でスッパリやめ 素直に家庭に入った小池アンリ。喜美子は2回めの窯焚きが失敗に終わった際、八郎の言い付けに背いてそのまま3回目の窯焚きへと進み、八郎は去って行った。小池アンリはあの時の自分と逆の選択肢を選んだ女なのだ。 pic.twitter.com/BVzQzP5Fxp
— ひぞっこ (@musicapiccolino) February 17, 2020
以上が、朝ドラ「スカーレット」第116回の感想でした!
最後まで読んで下さりありがとうございました♪
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