【松下洸平】改めて思う、「スカーレット」の八郎が最高だったことを…
2020年10月14日にスタートした「#リモラブ~普通の恋は邪道~」というドラマに松下洸平さんが出演しました。
このドラマきっかけに「八郎」の素晴らしかったことを思い出したので、振り返ってみました。
松下洸平さんといえば、朝ドラ「スカーレット」の八郎を好演しましたね。難しい立ち位置の八郎をとても魅力的に演じた松下洸平さんでした。
「#リモラブ」の脚本家は、”あの”水橋文美江先生です。「スカーレット」の脚本家・水橋文美江先生と松下洸平さん出演したドラマ…面白くなる予感しかありません。
#リモラブでの青ちゃんからは、「八郎」を彷彿とさせることが多々あります。
改めて、「スカーレットの八郎」の素晴らしさを再確認してみたいと思います!!
松下洸平さんといえばやっぱり八郎!
松下洸平さんが今、「#リモラブ~普通の恋は邪道~」というドラマに出ている。(2020年10月23日時点)
松下洸平さんといえば、朝ドラ「スカーレット」の八郎だ。
八郎の初登場は地味であった。
彗星のごとく現れるカッコイイ男子とはとうてい言えなかった。
朝ドラ「スカーレット」の初登場は第46話だったとように記憶している(うろ覚え)。
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丸熊陶業の次期社長である敏春さん(本田大輔)が連れてきた3人の新入社員の一人が、八郎だった。
3人で丸熊陶業を訪れた時の八郎は、本当に普通の人だった。
だから、NHK公式の登場人物紹介を読んでいなかったら、「もしかしてこの人が喜美子の夫候補だろうか?」」ということを思いもしなかったに違いない。
喜美子が陶芸の会社に勤めるようになったのちに知り合う、若い陶工。大阪出身。京都で陶芸を学んで信楽にやってきた。真面目だが、どこか謎めいたところのある青年。喜美子の陶芸と人生に、大きな影響を与えることに。
(出典:登場人物|連続テレビ小説「スカーレット」|NHKオンライン)
そんな八郎だったので、実力者ばかりが出演した「スカーレット」でまさか大金星をあげるとは思ってもみなかった。
八郎の魅力が「#八郎沼」と作り出した
八郎は視聴者をいつの間にか虜にしていった。
私自身、気付かぬ間に、好きになっていた。
第一印象は、はっきりしない八郎の話し方が嫌だった。好きどころか、嫌いな方に近かったのだ。
なのに、何故なんだろう。八郎の話し方も雰囲気も、全て好きになっていった。
いつの間にかどっぷり浸かって抜けられないこの八郎の魅力はなんなんだ…と思っていた時だった。
ツイッターで誰かが最高のタグを作っていた。
#八郎沼
そうか。私は沼にハマっていたのだと知った。
なんとも不思議な魅力をもった八郎は、おそろしいことに視聴者をつぎつぎ沼に引きずり込んでいた…!
弱弱しいところも魅力の一つなのが八郎
深先生(イッセー尾形)が大好きだった八郎は、同じく深先生を尊敬している喜美子と距離を縮めていった。
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喜美子はしっかり者で、はっきりとした人物だ。
八郎は深先生が丸熊陶業を辞めることを喜美子よりも先に知ってしまい、詳しく知りたい喜美子は、八郎に壁ドンで詰め寄った。
逆パターン壁ドンだった。
このなよなよした男が八郎だ…、そう思わせたところで、急に見せた男の優しい顔を見てくるのだから、八郎には油断も隙もない。
喜美子の壁ドンのあと、八郎と喜美子は、”火まつり”の際の深先生の隣にどっちが並ぶかの話をした。
喜美子「火まつり。 もし行けるんやったら…。」
八郎「はい。」
喜美子「歩くんは、 先生、うち、十代田さんの順番で。 」
八郎「はい。」
喜美子「ええの?」
八郎「ええよ。」
(スカーレット第52話)
敬語で話す八郎の「ええよ。」
八郎の見せる表情のギャップに、私はいとも簡単にキュンとしてしまった(笑)
「ええよ」と言った時の八郎の顔が急に男になって超かっこよかったのだ。
八郎の敬語、ときどきため口はその後も何度も私たちを胸キュンさせて苦しめ(!?)た…。
八郎の急に出てくる男の表情がどれほど魅力的かということは、”#八郎沼”というタグがあるという事実からもうかがい知れると思う。
反則技と言っても良いと思う(笑)
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AERA (アエラ) 2020年 10/26 増大号【表紙:松下洸平】 [雑誌]
丁寧に描かれた喜美子と八郎の恋
喜美子と八郎が、出会いから付き合うまで、さらに結婚までとあると大変長い道のりだった。
喜美子は、八郎から陶芸を教わることになった。
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そう。陶芸家・川原喜美子の師匠は、八郎だったのだ。
この事実が、後々八郎を苦しめることになろうとは、この時は知る由もなかった。
私は喜美子と八郎の恋模様をキュンキュンしながら眺めていただけだった。
喜美子に陶芸を教える八郎は最強だった!
喜美子「う~ん、これな? ぽいぽい捨てやるやん? 何やもったいないなあ思て…。」
八郎「カスいうんです。」
喜美子「カス?」
八郎「学校で習た時の先生は、 削りカスいうてました。」
喜美子「へえ~。」
八郎「捨てませんよ?ここの缶かんに入れとくんです。」
喜美子「そうなん。」
八郎「少しまとまったら、再生して使います。」
喜美子「使うん?」
八郎「水かけて練り直したら十分また使えます。 」
喜美子「へえ~、そうなんや、よかった。ああほんまや、いっぱいいやるやん。」
八郎「僕は、いつも、「生き返らしたるから待っ ときぃ!」言うてやります。あっ、心の中でね。」
喜美子「あっ、人?」
八郎「妖精や。」
喜美子「こびとや。…今何て言うた?」
八郎「こびとでええ…。」
喜美子「妖精言わんかった?」
八郎「聞こえてるやん。」
喜美子「カスで作った妖精なんや。 」
八郎「こびとでええて。大雑把に言うたら、これが最初の形作りや。」
喜美子「あっ、はい。」
八郎「形作りのあと、少し乾かす。崩れたり歪んだりしない程度に、半乾きな?」
喜美子「はい。」
八郎「半乾きさせたあと、削ったり、彫ったり、取っ手や注ぎ口がある場合は接着させる。」
喜美子「先生。」
八郎「はい。」
喜美子「こびとに、取っ手や、注ぎ口を? 」
八郎「例えばや。」
(スカーレット第56話)
セリフから伝わる八郎の魅力…お分かりいただけただろうか?
最初は敬語だったのに、途中から変わるんですよ。
白シャツめくった八郎が、先生役になってる八郎が、超最高だったんですよ。
放送当時、夢中になって見たシーンの一つだ。
がこのシーンも、今となっては切ないシーンにも思える。八郎にはこの時の喜美子との関係性が大切なものだったんだと思う。
八郎が先生であり、喜美子は生徒だったのだ。そうでないといけなかったのだ…。
この先、喜美子の才能に怯え、嫉妬する八郎を見ることになるとは思ってもみなかった。
振り返ってみると、改めて「スカーレット」の凄さを感じる。
八郎と喜美子が心を通わせ、結婚に至るまでの丁寧な描き方は、後々の怒涛の展開の前触れのだったんだ。
そんなことも知らず、
八郎「抱き寄せてもいいですか?」
(スカーレット第60話)
に萌え、常治の暴れっぷりに笑わせられた。
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夫婦ノートと作った時の、
八郎「キスはいつするんやろ。」
八郎「全部予定どおりはつまらん。僕も男やで。」
(スカーレット第69話)
に悶絶し、八郎沼が底なしであると気付いた私は恐れおののいた。
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結婚後の喜美子と八郎の関係性が見ごたえあった
子どもの頃からずっと苦労してきた喜美子が、八郎という超好青年と結婚出来たことはとても嬉しかった。
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これでやっと喜美子は問題を一人で抱え込まなくてもいい、夫婦二人で山あり谷あり、乗り越えていったらいい。
喜美子が子役の時から、ずっと頑張ってきたのを見てきたから、私は喜美子が大好きだった。
だから…。まさか結婚後にまた喜美子が苦しむことになるなんて思ってもみなかった(´;ω;`)
八郎と喜美子の関係に変化が訪れたのだ…。
長くなったので、続きはまたにしようと思う。
さいごに
松下洸平さんは、「#リモラブ」でも逆壁ドンがありました。
女性に押されて戸惑う頼りない表情から、急に男らしい顔を見せるのが松下洸平さんです。
油断も隙もありません(笑)
以上が、「スカーレット振り返り」でした!
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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